イカット生地

手織り、手染めの本格ウズベキスタン製イカット生地 - ユニークなデザイン、多彩な柄、鮮やかな色で偉大なるシルクロード全盛期に名声を博した本格ウズベキスタン製イカット生地が復活しました。独自の織りと染めの技法を用いて手作りされた生地は、ブハラ、サマルカンド、ヒヴァの美しき伝統的デザインを特徴とし、100%天然の繊維と染料のみが使われています。

壮大な美しさを誇るウズベキスタン製手織りイカット生地は、最高品質の天然シルクとベルベットを使用しているため、鮮やかでカラフルな模様、徹底的にユニークなデザイン、なめらかな手触りが特徴です。紛れもなく中央アジアの至宝であり、その優れた品質は世界中で広く認められています。ニューヨーク、パリ、ミラノで開催されるファッションウィークでウズベキスタン製イカットが見られることも多く、世界的に有名なデザイナーのコレクションに登場することもあります。ヴィンテージのイカット生地は、多くの著名な美術館や個人コレクターからも大切にされています。

イカット生地を手染め、手織りする工程は非常に手間がかかり、職人技として最も厳しい水準が要求されます。たった1枚の生地を仕上げるのに1週間かかることもあるほどです。


ウズベキスタンにおけるイカット生地の歴史

偉大なるシルクロードによってその見事な生地が初めてヨーロッパ大陸、後にアメリカ大陸へ広まるずっと以前から、ウズベキスタンでは手織りが行われていました。常に手作業でごく少量ずつ作られる希少な生地は、世代から世代へと受け継がれ、独自のイカット技法とデザインを生み出す何世紀にもわたる芸術的伝統は、現代のウズベキスタンにも息づいています。当店が取り扱うウズベキスタン製イカットは、そのルーツに忠実で、何世紀も前と変わらない輝きと爽やかさを保ち続けています。

華やかなイカット生地は、ウズベキスタンと中央アジアの文化的象徴であり、その限りなく多様なデザインは言うまでもなく国際的に高く評価されています。豊かな伝統的イカット柄が生み出される過程は、まず糸を手染めすることから始まります。そして手織り機にかけられた糸は、古代ブハラ、サマルカンド、ヒヴァの創造的遺産に触発されている熟練した職人の手によって、徐々に整ったデザインとして形成されていくのです。熟練した職人の手にかかれば、無限の輝きを放つイカット。色、形、柄の大胆な組み合わせを特徴とするこの技法は、唯一無二で多様なデザインを実現し、どのようなテイストや場面にもマッチするのです。


イカット生地の種類

ウズベキスタンのイカットの大半は、その素材や質感、用途によって大きく5種類に分けられ、当店ではその5種類すべてを取り扱っています。

ウズベキスタン製ショイシルクのイカットは純シルクから作られ、この種のイカットの中では最も上質で軽いものです。アドラスイカットは、シルクに耐久性を高めるためコットンを少量加えたもので、用途に応じてコットンのみで作られることもあります。「ロイヤルシルクイカット」を意味するカーン・アトラスイカット生地は最も名声が高く、上品な光沢を放ち、見事で忘れがたいデザインを誇ります。バフマルイカットは、非常に贅沢な天然シルクの繊細で柔らかなベルベットと、圧倒的に洗練された模様で有名な逸品です。